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Resource Reservation Protocol(リソース リザベーション プロトコル、訳:リソース予約プロトコル、略:RSVP)は、通信プロトコルの一つ。IPネットワークで送信元から送信先までの帯域をあらかじめ予約することで、ネットワーク上の通信路の品質保証を行なうプロトコルである。IETF の RFC 2205 によって規定されている。 == 概要 == RSVPはインターネット・プロトコル (IP) またはUDP (User Datagram Protocol) の上位プロトコルとして機能し、2台のコンピュータが通信経路上における CPU、バッファ、帯域などのリソースを確保し、QoS(通信品質)を保証する。RSVPは主にIntServ(イントサーブ)と呼ばれるQoS保証方式のために使用される。 RSVP においては、送受信を行う2台のコンピュータの間でデータ通信開始時に制御メッセージをやりとりすることによって、両者を結ぶ経路上にあるルーターやスイッチが伝送帯域を確保する。テレビ会議やリアルタイムの動画像配信などでは即時性・連続性が求められ、RSVPはこれらの一定量のデータ伝送速度が連続的に必要なシステムのために開発されている。 ''R''esource re''S''er''V''ation ''P''rotocol という奇妙な略し方は、欧米で手紙の末尾に書く "RSVP"(Répondez s'il vous plaît、フランス語で「ご返事をお願いします」)に合わせたものである。 なお、RSVPの問題点についてはIntServの項を参照。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Resource Reservation Protocol」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Resource Reservation Protocol 」があります。 スポンサード リンク
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